翻訳元記事:https://www.entrepreneur.com/article/244428
私はすごくアホな決断を人生で何度もしてきた。私がビジネスのキャリアを始めたばかりの頃、とても良い条件の仕事をけって、スタートアップへ行こうとしたが結局どこでも働けなかった。そして当時の上司だった人といろんなところを回った。奇遇なことに彼は今では私の会社のCEOをやっている。それに加えて、お金の面でもいっぱい失敗している。2万ドルを倒産直前の会社に投資したり、ドットバブルがはじけた頃に持っていた、テック系の株の価値も半分になるし、散々だった。
いろいろな失敗を経験して、結果がちゃんと付いてくる今良い決断もできるようになってきたと自負している。人生にはいろんなことがあるものだ。何よりも、成功と幸福は賢明な選択をすることがすべてであると最近になって思う。
成功している重役やビジネスリーダーは普通では起こらないことが起こって、それが彼らに成功をもたらしたという。しかし、その予想だにしないことでさえ、実はいい選択を繰り返した結果生まれているということに本人たちは気づかない。運も実力のうちとは実はこういうことなのだ。
意味のない大学を卒業した後、私はもう一回エンジニアの学位を取りに学校へ通った。その結果テック系の産業へと進むことになる。そして、2つのスタートアップに参加して二つとも上場まで行ったのだ。
よくよく考えてみると、ビジネスやキャリアアップのチャンスは長年の自分のキャリアや評判の積み上げに影響されているように思う。もちろんハードワークを続けた結果だ。
世間というものはなぜかお金持ちや成功者に特別だと決めつける。確かにとてつもない運や才能といった面があることは否定しないが、本当はただ純粋に良い選択をし続けた結果そうなっているのだ。
成功するための良い選択をするということは
一時的な喜びのためではなく、自分の大きな夢に対してとてつもない時間を不安を抱えながら使うこと、責任感を常に持ち続けること、自分が正しいと思う方向へ、他人の反対なども押し切って突っ走ることなのだ。そしてコンフォートゾーンからはみ出しとてつもない不安を抱えながらやっていく。セーフティーネットに落ちるほうが楽でも、踏ん張ってリスクをとって、自分に鞭を打って突き進むということ。それに尽きる。
もしこれら全部をしようと思うと本当に勇気がいるし、忍耐力が本当に必要である。しかもここに運も絡んでくる。どんなに頑張っても実らないかもしれない。
でも良い選択を続けなければそもそも運など降ってこないし、成功などありえない。
毎日の決断や選択が人生に多大な影響を与える。
つまり今自分自身の決断や選択は良い結果をもたらすのか?ということを常に考えてみると良い。
正しい選択をするというのは本当に難しいのが実情だ。一見良さそうなことでも、長期的にはよくないかもしれない。
一番難しいのはこの記事を読んだ後にあなたが初めて決断を意識する時である。その決断を慎重に行い続けていくといずれ意思決定能力が自然と身についてくるだろう。
「Success is never an accident. It’s a choice. 」
成功とは偶然ではない。選択がもたらすものである。